
自分が美味しいと思えるカフェオレを作りたくて、日々試行錯誤しています。
コーヒードリッパーもディープドリッパーやクレバードリッパー、ステンレスドリッパーやフレンチプレスなどいろいろ購入して、違いなど自分なりに判断して試しているのですが、もっと自分が追い求める理想のカフェオレができるんじゃないかと悶々としています。
そんな中、以前近所のカフェでコーヒー講座を受けたときに、マキネッタを使って淹れたコーヒーの何とも言えない豊かな良い香りがずっと忘れられなくて、ついにマキネッタを購入しました。
自分が作りたいものは美味しいカフェオレで、マキネッタの抽出方法はエスプレッソに近い抽出方法なので、ミルクで割ると厳密にはカフェラテになるかもしれませんが、一旦そこは置いておいて、一度味を試してみます。笑

いけー☆笑
今回、IH対応の【ビアレッティ/ブリッカインダクション4カップ】を買ったのですが、使ってみた感想や、使用時の注意点などを解説します。
コーヒーにこだわりたい方やカフェラテが好きな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
IH対応マキネッタについて

今回私が購入したものは【ビアレッティ/ブリッカインダクション4カップ】です。

マキネッタが小さいものだとIHヒーターが反応しない場合があり、反応しないときはヒーティングプレートを使う必要があります。
私がこちらを選んだ理由は、底の直径が11.5㎝あり、IHヒーターが反応しないということはないだろうと思い、こちらにしました。
結論、きちんと反応し無事使えました。
ここから少し余談なのですが、ネットで購入し届いて意気揚々と使い始めたら、何かバスケットの中からカラカラと音がし、【小さい玉】が出てきました!


何これ、?!
これは、ただ関係ないパーツが紛れ込んでいたのか、必要な部品が取れたのか?!
ネットで調べても何にも情報が出てこなかったので、メーカーに問い合わせると、必要なパーツが取れていて『初期不良』ということで交換になりました。笑
ではここからは、交換してもらった後のものできちんと解説していきます。
【初心者必見】IH対応マキネッタの使い方
早速マキネッタでコーヒーを淹れて飲みたいところですが、飲むためのコーヒーを淹れるための事前準備が必要です。

まず水だけで抽出し、その後、マキネッタを育てるために3回コーヒー淹れます。(飲まずに捨てる!)
説明書にも記載されています。
ただ字がめっちゃ小さい。笑

最初に水だけで抽出するのは、器具の内部を清潔に保ち、異物や製造過程で残った油分や金属の味を取り除くためです。
このプロセスは「シーズニング」とも呼ばれ、次回からの抽出でコーヒー本来の風味を損なわずに楽しむことができます。
その後、事前準備として3回コーヒーを抽出するのは、サーバー部分に油膜を張らすためです。
要は中華鍋を育てるのと同じでこの油膜が大事なのです。

なので、もちろん洗うときも洗剤はNGで、水で流すだけにしてくださいね!
また、この準備段階で水道水を使うのはOKですが、カルキが詰まる可能性があるので、本番はミネラルウォーターを使うようにしてください。
早速始めていきます。
事前準備:マキネッタを育てる(水編)

① 水を入れる
水170mlをボイラーに注ぎます。

② サーバー部を取り付ける
バスケットを装着し、サーバー部をボイラーにしっかりねじ込みます。

③ 加熱する
弱火~中火で加熱します。
数分後、ポコポコと音がして水が出てきたら火を止めて完了です。

これで水での抽出は完了です。
次にコーヒーでの抽出をしていきます。(捨てる用)
抽出後はボイラー部分がとても熱くて開けられないので、少し時間を置いて冷ましてからコーヒー抽出に取り掛かってください。
事前準備:マキネッタを育てる(コーヒー編)

① 水を入れる
先ほどと同じように、水170mlをボイラーに注ぎます。

② コーヒー豆を挽く
豆の大きさにもよりますが、25~26gがいいと思います。(細挽き)


③ コーヒー粉をセットする
バスケットに細挽きのコーヒー粉を詰めます。
⚠️吹きこぼれたり失敗しないためのコツ⚠️
・全体が均等になるようにすり切り入れる。
・粉は押し固めない。
・縁に粉が残らないように、縁を撫でる。

④ IHヒーターにセットする
サーバー部をボイラーにしっかりとねじ込み、IHヒーターの中央に置きます。

⑤ 加熱する
火力は、弱火~中火で加熱します。
私のIHだと、3.0kWで5番の設定がちょうど良かったです。


⑥ 火を止める
この火を止めるタイミングが超重要ポイントです!!
火を止めるタイミングが遅いと、このように吹きこぼれます。

何回も失敗して吹きこぼれました。笑


慌てて触って火傷しないようにね。
抽出時間は、一般的に『4分ほどかけて抽出』と言われていますが、コーヒー豆の種類や鮮度、焙煎度合いや挽き目によって抽出時間が変わってきます。
火を止めるタイミングが早すぎると抽出量が少ない、遅すぎると吹きこぼれる。
しかも火を止めてからもコーヒーが割と出てくるのです。
なので私は、本来抽出後のコーヒー量が160mlになることが理想ということから、サーバー部分の注ぎ口のVになっている下のところまで抽出できれば良いと逆算し、その地点の6割あたりまでコーヒーが抽出できた段階で火を止めることにしました。
【失敗から学んだ】火を止めるタイミングの私の見解

最初、プシューっと音を立てながら、ちょろちょろとコーヒーが出てきます。

その後ゴボゴボと音がし出して、先ほどより早いスピードでコーヒーが出てきます。
そして、大きく湯気が出始め、注ぎ口から湯気が出た瞬間に火を止めます。
この『注ぎ口から湯気が出た瞬間』というのが、私的なタイミングです!


ただ、このマキネッタ自体が作りに多少の個体差があるみたいなので、物によっては遅すぎる可能性もあります。笑
自分なりにこのちょうど良いタイミングを発見し、私が何回か試した結果、コーヒー豆の状態によっては吹きこぼれ寸前のときもありましたが、今のところ毎回成功しています。

最初は結構むずかしかったけど、回数を重ねる度にコツを掴んできました!
⑦ コーヒーを捨てる
サーバー部に油膜を張るためなので、もったいない気もしますが飲まずに捨てます。

このように、マキネッタを育てる(コーヒー編)の①~⑦の作業を3回繰り返します。
マキネッタで淹れたコーヒーの味はどうだった?

マキネッタを育てる(コーヒー編)を3回行ったあと、本番用を淹れて、ミルクで割ってアイスカフェオレ(自称)として飲んでみました。


コーヒー感がしっかりあって、飲んだあともコーヒーの香りが鼻に抜ける感じもあって美味しかったです!
ただ、以前コーヒー講座を受けて香ったときの香ばしい香りがあんまり感じられなかったので、豆の違いなのか、淹れ方の違いなのか、直火ではないからなのか、まだまだ試行錯誤が必要そうです。笑
まとめ

今回は、マキネッタ【ビアレッティ/ブリッカインダクション4カップ】を使ったコーヒーの淹れ方を注意点も含めて解説しました。
マキネッタは自宅でクレマが作れるのも魅力です。
扱いが難しい感じもしますが、自分の持っている豆でいい感じのクレマを作るには、どんな引き目やどんな火力、どのタイミングで火を止めるがいいのかなど、模索して自分なりの正解を発見していくのも楽しさの1つなのかなと思います。

いろいろ研究してみます。
カフェラテ好き、コーヒーにこだわりがある方は、ぜひ試して『自分好み』を追求してみてほしいです。
先日Instagramを始めまして、入れてる様子の動画もあげてみました。
皆さんとコーヒーについてなどの情報交換もできたらいいなと思っています。
またこのブログも覗いていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆
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