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【カフェに必要な厨房設備リスト】初心者でも失敗しない選び方

開業準備
  • 厨房設備で必要なものは?
  • 知識がなくて全然分からない。
  • 選び方のポイントは?

カフェ開業を目指す皆さま、こんにちは!
ブログをご覧いただきありがとうございます。

未経験からカフェを開業する際、『どのような厨房設備を揃えればいいの…?』と悩む方も多いのではないでしょうか?

この記事では、カフェに必要な基本的な厨房設備リストと、初心者でも失敗しない選び方や購入方法について解説します。

私もまだまだ判断できかねているものもあるので、今後もリサーチして、学んだことがあれば随時情報を更新していきたいと思います。

初期投資として金額が大きくかかってくるものなので、失敗を避けるためにも一緒に学んでいきましょう。

カフェに必要な厨房設備リスト

カフェでは提供するメニューによって必要な設備が異なりますが、一般的なカフェで必要とされる基本的な厨房設備は以下の通りです。

調理設備 》

  • コーヒーマシン:ハンドドリップでいくなら不要。
  • エスプレッソマシン:エスプレッソなどを提供したい場合は検討。
  • グラインダー:新鮮なコーヒー豆を挽くために必須。
  • コールドドリンクディスペンサー:必須ではないが、あると便利。
  • ミルクフォーマー:エスプレッソマシンがなく、ラテなどを作りたい場合必要。
  • カップウォーマー:規模などに応じて検討。
  • オーブン:焼き菓子やパンを提供する場合に必要。
  • コンロ(ガスまたは電気):調理用。
  • ミキサー・ブレンダー:スムージーやドリンクの提供に便利。

冷却・保存設備 》

  • 冷蔵庫:食材やドリンクの保存用。
  • 冷凍庫:冷凍食材やアイスクリームの保存に必要。
  • 製氷機:アイスドリンクを提供するなら必須。

洗浄設備 》

  • 浄水器:製氷機やエスプレッソマシンに必要。
  • 給湯器:規模に応じて号数を決める。
  • シンク:洗い物に使用。
  • 手洗い器:手洗いに使用。
  • 食器洗浄機:作業効率を上げるために便利。

その他 》

  • 作業台:調理や盛り付け作業用。
  • 収納棚:食器や調理器具の整理用。

 

厨房設備購入について

夢の開業に向けて、何でも新品で性能がいいものを選びたくなりますよね。

しかし、初心者は要注意です。

どんどんコストがかさんで経営を圧迫してしまうリスクがあるので、基本的に最小限度のもの、中古のものを選ぶことを意識しましょう。

私もメンテナンスのことも考慮して、『大手メーカーの中古を買うのが良い』と学びました。

経営をしていく中で利益が出てくれば、そこから理想のものに変えたり追加していくことができます。

初めは『スモールスタート』

この言葉は肝に免じておきましょう。

では次に、先ほどあげた【カフェに必要な厨房設備リスト】で、どのような種類があってどのように選べばいいのか、学んだことを解説していきます。

 

厨房設備の選び方のポイント

【コーヒーマシン】

スピーディーなコーヒー提供が求められる店舗は必要ですが、そうではなく、ハンドドリップで提供しようと考えている場合は不要です。

抽出の仕方や温度などの細かい設定ができるものと、できないもの、種類や値段もさまざまです。

《 種類 》
全自動マシン:豆の挽きから抽出まで全自動。初心者に最適。
半自動マシン:手動で抽出の工程を調整。プロ仕様

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 提供したいコーヒーはどのようなものか、用途や杯数に合わせて選ぶ。
  • 掃除や部品交換など、メンテナンスしやすいものがおすすめ。
  • 中古品の場合、故障時の保証や修理についても確認する。

私が以前働いていた老舗カフェでは、ビジネス街で結構来客数も多かったですが、コーヒーマシンなどはなく全部ハンドドリップで提供していました。

 

【エスプレッソマシン】

本格的なエスプレッソやカプチーノなどを提供したい場合は必要ですが、価格も結構するので、本当に必要かじっくり検討しましょう。

 

【グラインダー】

グラインダーも最小限度のものでスタートして、状況に応じてグレードアップする方がリスクを抑えることができます。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 提供に必要な量やスピードに対応可能かどうか。
  • 音が大きいので、静音性も重要。
  • エスプレッソマシンを導入するなら、専用のグラインダーが必要。

お手入れのしやすさとかも考慮して選びたいですね。

 

【コールドドリンクディスペンサー】

ドリップなどをした温かいコーヒーを、味や香りを損ねずに素早く冷却することができます。
こちらも規模や予算に合わせて検討しましょう。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 1連・2連などあるので、提供する量に応じて判断。

素早く冷却するかしないかでコーヒーの味が変わってくるみたいなので、欲しくなってきますね。

 

【オーブン】

調理する料理やスイーツに応じて選びましょう。

《 種類 》
ガスオーブン:火力が強くパン、ケーキに適している。
電気オーブン:クッキーなどの小さな焼き菓子に向いている。
コンベクションオーブン:焼きムラが少なく、温度調整の幅が広い。
スチームコンベクションオーブン:焼く、蒸す、煮る、炊く、炒めるなど幅広い調理に対応。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • お店で何を提供するのか。
  • 必要な庫内容量を確認。
  • 電気やガスの供給方法に適合しているか。

オーブンはほんといろいろあってお値段も高いので、正直私もどれがいいのか判断できかねています。

 

【コンロ】

メニューや安全性などを考慮して選びましょう。

《 種類 》
ガスコンロ:火力調整がしやすい。
IHコンロ:安全性が高く、清掃が簡単。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 調理内容に適した火力のもの。
  • 燃料供給方法(電気またはガス)。

 

【冷蔵庫・冷凍庫】

冷蔵庫は、上で作業ができたり、他の厨房機材が置けるコールドテーブル型冷蔵庫がおすすめです。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 必要な容量と配置スペース。
  • 庫内の温度が分かる温度計が付いているもの。

メーカーは、ホシザキ、フクシマガリレイ、パナソニックが大手みたいです。

 

【製氷機】

氷の形状と1日の製氷能力で選びましょう。

《 種類 》
キューブアイス:一般的な四角い氷を作る。
チップアイス:ファーストフード店やドリンク専門店でよく使われている。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 1日の氷使用量を見積もる。
    (一般的な目安として、製氷能力は客席数の1.5倍を推奨している。)
    ※目安よりも多めの製氷能力があった方がいい。
  • 設置スペースに合わせたサイズ。

こちらも先ほどと同じ、ホシザキ、フクシマガリレイ、パナソニックが大手で良さそうです。

 

【浄水器】

コーヒーマシンや製氷機を水道水のカルキから守るために必要です。
分からない場合は、水道工事業者さんに相談しても良さそうです。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • フィルター交換の頻度とコスト。

エバーピュアやオルガノなどが有名らしく、私が勉強させていただいている方は、エバーピュアをおすすめしていました。

 

【給湯器】

保健所の規定で必須です。

《 種類 》
電気式給湯器:温度調整がしやすい。
ガス式給湯器:連続使用に適している。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 必要な湯量と使用頻度。
  • 設置場所に合わせたサイズ。

給湯器もよく分からないので、どれがいいのかまたリサーチしたいと思います。

 

【シンク】

基本的に水とお湯の蛇口が独立した2槽シンクを選びましょう。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 規定サイズ:シンクのそれぞれのサイズが、幅45cm × 奥行き36cm × 深さ18cm以上。

メーカーは、マルゼン、アズマなどがあるそうです。

【手洗い器】

従業員用の手洗い器として必須です。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 衛生基準を満たすサイズとデザイン。
    一般的な基準として、幅36cm × 奥行28cm以上のサイズが推奨されていますが、地域などよって異なる場合があるので、保健所に確認しましょう。)

 

【収納棚】

扉付きの食器用戸棚が必須です。

◼︎ 選び方のポイント ◼︎

  • 収納するもののサイズや種類を考慮。
    (標準的なサイズは、幅120cm × 奥行30cm × 高さ60cm)

 

初心者でも失敗しない厨房設備の選び方

メニューに基づいて必要な設備を決める

提供するメニューによって必要な設備は変わります。

たとえば、焼き菓子などを提供する場合はオーブンが必要ですが、サンドイッチ中心のメニューではトースターやプレス機が必要になってきます。

必要なものだけを、初めは最小限度で揃えることを心がけましょう。

スペースに合ったサイズを選ぶ

限られた厨房スペースに設備を配置するため、寸法をしっかり確認しましょう。
特にエスプレッソマシンや冷蔵庫などの大型設備はスペースを取るため注意が必要です。

品質と耐久性を重視する

安価な設備に飛びつきたくなるかもしれませんが、業務用として耐久性が高いものを選ぶことが長期的なコスト削減につながります。

中古品は、大手メーカーのものを選びましょう。

メンテナンスのしやすさを確認する

日々のメンテナンスがしやすい設備を選びましょう。
特にエスプレッソマシンやグラインダーは、清掃が簡単なものがおすすめです。

 

おすすめのショップ

業務用厨房機器専門店

専門店では、スタッフから直接アドバイスを受けられる場合が多く、初心者にとって安心です。

テンポスバスターズさんのなんば店に一度行ったことがあります。
初心者が入っても全然大丈夫でした。

テンポスドットコムで、ネット通販もされています。

Yahoo!オークション

ヤフオクでも大手メーカーの中古のものがたくさん出品されています。

私はヤフオクを使ったことがないのですが、新品に比べてはるかにお安いお値段で購入できるので、一度チェックしてみてもいいと思います。

 

初心者が避けたいよくある失敗例

過剰な設備投資:メニューに合わない高価な設備を購入してしまう。
安価な一般家庭用設備の使用:業務用でない設備は耐久性が低く、故障の原因になる。
メンテナンスを考慮しない:清掃が困難な設備は、長期的に手間とコストがかかる。

これまでお話しした注意点などを踏まえて、しっかり計画した上で購入するようにしましょう。

 

まとめ

カフェに必要な厨房設備は、メニューや規模に応じて異なります。

失敗しないためには、事前の計画リサーチが重要です。

初心者の厨房設備選びで大切な点は、こちらの2点です。

  • 基本的に最小限度のもの、中古のもの。
  • 中古は大手メーカーのもの。

また、品質や耐久性、メンテナンスのしやすさなどを考慮しながら、予算内で最適な設備を選んでいくことも重要です。
準備はいろいろと大変ですが、理想の厨房を整え、カフェ開業の一歩を踏み出していきましょう。

私もどのように選べばいいかまだ分からないものもあるので、リサーチを続けていきたいと思います。

カフェ開業を目指す皆さまの少しでもお役に立てましたら幸いです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました😊