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【学んだこと】田舎でカフェ開業するための知らなかった壁と解決策

開業準備


こんにちは☆

私たちは、未経験から
カフェ開業を目指している夫婦です。

都会から離れ、のどかな田舎で自然に囲まれながら『自分だけの城』みたいな感じで、のんびりカフェを営むのって何だか憧れますよね。

しかし、実際には思いもよらない壁が立ちはだかることがあります。
私たち自身、その1つである【市街化調整区域】の制約に直面しました。

そんなの知らなかった。

私たちは、結局そのことがきっかけで一度考えを改め、現実を見て『小さく始める』ことに重きを置いて夢を叶えたいと考えるようになりました。

この記事では、田舎でカフェ開業したいと考えている方に、知っておくべきことと、私たちが実体験から学んだことを共有したいと思います。

同じ夢を持つ方の参考になればと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

【田舎でカフェ開業】立ちはだかる壁の話①

私たちがある地域の田舎に興味を持ったのは、友人がその地域に住んでいて、
『田舎はめっちゃいいよ!近くに住んでくれたらめっちゃ嬉しい!』と言ってくれたことがきっかけです。

カフェ開業に関して初めに理想として思い描いていたのは、こんなイメージで田園の中にポツンとコンテナハウスで作るカフェでした。

その友人が住んでいるところはこんな感じで、一面田んぼが広がっているほんとに素敵な場所で、まさに理想の田舎でした。

田園
田園

田舎でカフェを開業するとしても、身近に知人がいてくれたらそれはもう心強いと思い、検討し始めました。

その後友人から、知人が『管理に困っている土地がある』という情報をもらって現地に行きました。
そこにはコンテナハウスを置くのにちょうど良いサイズ感の倉庫があり、周りは畑や田んぼでした。

紹介してもらった時点では、その場所で実際お店ができるのか分からず、役所に確認しようとなりました。

そこは現在住んでいるところから少し遠く、また私は会社員で平日に役所に行くことは不可能だったので、役所の方にメールや電話で連絡をしました。
移住イベントにも行ったりして、ものすごく時間がかかったのですが、何とか確認しました。

その結果、「その場所は【農地】なので絶対に無理です。」とばっさり言われてしまったのです。

つら。

 

【田舎でカフェ開業】立ちはだかる壁の話②

次に、現在住んでいるところから割と近い、ある地域もいいなと思いました。
その地域には直接市役所に行って、田園の中でのカフェの開業を考えているという相談をしました。

すると、
「この市は【市街化調整区域】が多くて、そういう場所でお店をすることがほんとに難しいんですよ。( ; ; )」と。

そこで初めて【市街化調整区域】という存在を知りました。

市街化調整区域とは?>
市街化調整区域とは、都市計画法に基づき、都市の無秩序な拡大を防ぐために定められた地域であり、新たな建物の建設や用途変更が厳しく制限されています。

市役所の方から地図をいただいたのですが、黄色のエリアは全部【市街化調整区域】で、新たに建物を建てることはできないエリアです。
見ていただいたら分かるかと思いますが、広い範囲で規制されているということが分かりますよね。

マップ

逆を言えば、こういった区域があることで都市化を抑制し、自然環境を保護され、のどかな田舎や田園風景が存在しているとも言えます。

ただ、同じような田舎でも市によって全然【市街化調整区域】がないところもあるのだそうです。

 

担当してくださった市役所の方はとても親切な方で、いろいろ相談に乗ってくださいました。
後日お知り合いの不動産の方を紹介してくださって、物件や土地などを探してもらったのですが、希望に沿う案件は1件もありませんでした。( ; ; )

その節は
大変お世話になりました。

このように、田舎で理想の場所が見つかったとしても、簡単にはカフェを開業できないことがあるのです。

 

役所の方に聞いたのですが、土地利用の規制について知らずに進めてしまって、役所とトラブルになったことも多々あるらしいのです。
なので、考えている地域や候補の土地などがある場合は、その場所でカフェ開業ができるのか早めに確認しておきましょう。

ここでは、私たちのように『計画が振り出しに戻る』ということがないように、解決策4つをご紹介します。

 

1.地域の都市計画を確認する

気になっている地域の都市計画や土地利用規制を確認しましょう。

ネットで確認できない場合もあるので、
市役所や町役場で直接聞くことが早くて正確です。

自治体や担当者によって、
『対応が随分違う』ということも学びました。

2.専門家に相談する

地元密着でされている不動産の方もその地域の土地利用について詳しいので、相談することで適切なアドバイスを受けることができます。

3.既存の施設を利用する

新たに建物を建てるのではなく、既存の建物を改装してカフェにする方法もあります。
この場合、市街化調整区域でも許可が得やすいことがあります。

4.地域住民とのコミュニケーション

地元の人々と良好な関係を築くことで、地域の情報や協力を得ることができます。

私たち自身も友人から

いろんな情報を教えてもらいました。

 

田舎でカフェを開業することは、簡単なことではありません。

事前に確認や勉強は大事。

適切な情報収集計画を立てることで、夢を実現することは可能です。
私たちの経験が、これから田舎でカフェを開業したいと考えている方々の参考になれば幸いです。

成功の道のりは決して平坦ではありませんが、その分やりがいも大きいはずです。
どうか皆さまも、自分の夢を諦めず挑戦してください。

私たちもがんばります!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました☆

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