- 子どもがiPadでYouTubeばかり見ている
- 長時間の動画の視聴やゲームでの悪影響が心配
- iPadを取り上げるのではなく、違う方法で解決したい
現代の子どもにとってiPadやタブレットは身近な存在で、気づけばずーっとYouTubeを見ていたり、ゲームをしていたり、この状況はあまり良くないと心配になる親御さんも多いのではないでしょうか?
一概に『使うのはダメ』と取り上げるのではなく、今持っているiPadを使って、将来に役立つ力が鍛えられたらそれはとても素敵なことなんじゃないかと私は思います。
今回は、iPadを使って将来役立つ力=『想像力』を鍛える方法を解説したいと思います。
その方法は、
【絵を描く】ということです。
iPad依存をしているお子様の中にも、いろんなタイプのお子様がいらっしゃると思います。
もしかしたら今回ご紹介する方法で、お子様の素質に合って将来の可能性が大きく広がるお子様もいらっしゃるかもしれないので、最後まで読んでいただけたらと思います。
では、早速解説していきます。
子どもの【iPad依存】を【想像力を鍛える】に変える
子どもの頃に、どんなことを学ぶか、どんな影響を受けるか、で将来大人になったときの能力が大きく変わってきます。
その中で『想像力を鍛える』ことは、多くのポジティブな影響を与える可能性があると私は思っています。
私が会社で仕事をしている中で、恐縮ながら、
「何でこの人はこんなにも想像力がないんだろう…。」
「想像力があったらもっといい仕事ができるはずなのに…。」
と思うことが多々あります。
想像力は、単に空想やファンタジーというだけではありません。
想像力は【考える力】だからです。
考える力は、仕事をする上でもより生産性の上がるクリエイティブな仕事ができたり、新しいアイデアや問題解決にも大いに関わってきます。
仕事の面だけではありません。
人と関わりながら、強く、自分らしく生きていくためにも非常に需要な力になってきます。
子どもの想像力を鍛える方法
子どもの想像力を鍛えるには、さまざまな方法があります。
- 本を読む
- ごっこ遊びをする
- 自然の中で遊ぶ
など他にもいろいろありますが、その中で私がおすすめしたいのが、【絵を描く】です。
絵を描くことは、自分の中にあるアイデアやイメージを具体化することができます。
それにより、自分の考えや感情を表現する能力も高まります。
私は子どもの頃から
絵を描くことが好きでした。
小学生の頃は、友達と交換漫画というものをやっていて、A4のノート一面にオリジナルの漫画を描いて、続きを友達が一面に漫画を描いて…
という感じで物語を作って楽しんでいました。
子供ながらに、いかに友達を笑わせることができるか、面白くするためにどういう構成にするか、などいろいろ考えて描いていました。
キャラクター設定や、他にも決め台詞や、大事な言葉などを効果的に見せるためにどうやってフリを作るかとか、間を作るかとか、考える要素はたくさんありました。
この絵を描くことによる考える力は、物語や作品を作るクリエイティブな力を鍛えるだけではありません。
仕事をしていく上でもいろんなシーンで非常に重要だと私は思います。
想像力による『考える力』が仕事上で生きる場面
① 質の高い仕事ができる
例えば、仕事で人と会うとなったとしたら、事前に会話の中でどういう展開になっていくか想像することができれば、もしこういう展開になったときのためにこの資料を準備しておこう、など先を読んだ質の高い仕事ができます。
② 感覚的に良い悪いが判断できる
新しい商品を提供するとなったら、どういうニーズがあるかとか、その商品を欲しいと思う人はどういう人なのかとか、地に足が着いた感覚的な判断ができます。
③ 提案を効果的に表現できる
プレゼンテーションをするときに、その商品や提案がいかに魅力的なものに見えるか、それを効果的に表現することができます。
④ リスク回避ができる
未来の想像ができることで、もしA案がダメになったときのB案、C案でいこうとかリスクヘッジも考えられるようになります。
ここで挙げた他にも、さまざまなシーンで想像力は活きてきます。
絵を描くことは、想像力を鍛える手段の1つ
私は子どもの頃から絵を描くことが好きで、絵を描き続けたことで想像力が鍛えられました。
それによって、知らず知らずのうちに大人になってからの仕事で活かされる能力や、自分の考えに軸ができ、自分らしく生きていく力が身についたのだと実感しています。
絵を描くことを仕事にもできる
絵を描く仕事として、
- イラストレーター
- アニメーター
- CGクリエーター
など、世の中にはたくさんあります。
子どもたちが見ているYouTubeなどに出てくるVTuberの絵も絵師さんが描いています。
今後もSNSやYouTubeなどの発展は考えられるので、そういった絵を描くお仕事に就く可能性も広がってきます。
子どもの【iPad依存】を解決
長時間YouTubeに夢中になったり、ゲームをしたりしている【iPad依存】を、『iPadを使ってお絵描きする』という方法で解決できるかもしれません。
そのことによって、お子様自身の将来に活きる能力が鍛えられ、親御さんにとっても、お子様にとってのiPadの価値が感じられるはずです。
【簡単】iPadでお絵描きをしてみよう
iPadでお絵描きするにはいくつか方法があります。
Appleのアプリ検索で『お絵描き』で検索すると、いろいろ出てきて、お子様の年齢や能力に合わせて選ぶことができます。
ぬり絵やゲーム感覚でお絵描きできるものから、本格的絵を描けるアプリもあります。
こんなアプリもあるんだと発見もあるので、お子様と一緒に見て選ぶのも楽しいと思います。
私は、AdobeのFresco
というアプリで絵を描いています。
また、オンラインのイラスト教室などもあって、こちらは将来を見据えた体験もできるので、そいうったものもいいんじゃないかと思います。
まとめ
今回は子どもの【iPad依存】に関して、取り上げる方法で解決するのではなく、違った目線で新しい『夢中』を作るという方法で解決しよう、という話をさせていただきました。
今の経験・学びが、きっと将来ポジティブな影響を与えてくれます。
お子様の未来がさらに明るく楽しいものになりますように。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうござました。
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